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2012年8月18日 (土)

いじめ。

ウチは結婚してからずーっと朝日新聞をとっている。一時期数ヶ月無料になるからと別の新聞を取った事もあったが、読み馴れないレイアウトやフォントなどでストレスを感じて、二度と違う新聞にはしないと決めている。その朝日新聞に「いじめ」をテーマに各界の著名人が子供達に語りかける連載がこの日で最終回。大津で起きたいじめの自殺事件から再開した連載だが、毎日読んでいると納得する事もあればそんなに上手くは行かないんじゃないかなと思う事もしばしば。

しかし、今回の小学6年生の春名風花さんのコメントには正直驚いた。大人の出来そうもない分かっているようで分かっていない様なコメントとは違う、ホントにその年代の子供達の、子供ならではの悪魔な世界を普通に表現していてビックリした。気になった思いはみんな同じ様でネットでもかなり取り上げられていたみたい。ゴーストライターが書いたのではとかネットでは書かれていたが、そう言う問題ではなくて書かれていた話がとても重要な事だと思う。

毎回心を痛めながら読んでいたが、いじめから逃げるために家出してみたらとか、全然分かっていない様な著名人のコメントの中で春名風花さんの話は子を持つ親にははっきりと心に響いた。

「いじめゲームをしている君へ。」

 ぼくは小学6年生です。タレントだけど、ふつうの女の子です。

 今から書く言葉は君には届かないかもしれない。だって、いじめてる子は、自分がいじめっ子だなんて思っていないから。

 いじめがばれた時、いじめっ子が口をそろえて「じぶんはいじめてない」って言うのは、大人が言う保身(ほしん)のためだけじゃなく、その子の正直な気持ちじゃないかなと思います。

 ただ遊んでいるだけなんだよね。自分より弱いおもちゃで。相手を人間だと思ってたら、いじめなんてできないよね。感情のおもむくままに、醜悪(しゅうあく)なゲームで遊んでいるんだもんね。

 ぼくもツイッターでよく死ねとか消えろとかブスとかウザいとか言われます。顔が見えないから体は傷つかないけど、匿名(とくめい)なぶん、言葉のナイフは鋭(するど)いです。

 ぼくだけでなく、時には家族を傷つけられることもある。涙が出ないくらい苦しくて、死にたくなる日もあります。

 けれどぼくは、ぼくがいくら泣こうが、本当に自殺しようが、その人たちが何も感じないことを知っている。いじめられた子が苦しんで、泣いて、死んでも、いじめた子は変わらず明日も笑ってご飯を食べる。いじめは、いじめた人には「どうでもいいこと」なんです。

 いじめを止めるのは、残念ながらいじめられた子の死ではありません。その子が死んでも、また他の子でいじめは続く。いじめは、いじめる子に想像力(そうぞうりょく)を持ってもらうことでしか止まらない。

 いじめゲームをしている君へ。

 あのね。キモい死ねと連日ネットで言われるぼくが生まれた日、パパとママはうれしくて、命にかえても守りたいと思って、ぼくがかわいくて、すごく泣いたらしいですよ。この子に出会うために生きてきたんだって思えるくらい幸せだったんだって。それは、ぼくが生意気(なまいき)になった今でも変わらないそうですよ。

 想像してください。君があざ笑った子がはじめて立った日、はじめて歩いた日、はじめて笑った日、うれしくて泣いたり笑ったりした人たちの姿を。君がキモいウザいと思った人を、世界中の誰(だれ)よりも、じぶんの命にかえても、愛している人たちのことを。

 そして、その人たちと同じように笑ったり泣いたりして君を育ててきた、君のお父さんやお母さんが、今の君を見てどう思うのか。

 それは、君のちっぽけな優越感(ゆうえつかん)と引き換(か)えに失ってもいいものなのか。いま一度、考えてみてください。


、、、信じられない様な小学6年生の文章です。息子が生まれた時を思い出して涙しました。

長男はおっとりしている性格だけど、仲間から愛されるキャラクターでした。
次男は大人しくてちょっと気の弱いところもあって、小学5年の時にいじめにあっていました。息子に宛てた小学校の卒業文集で「あれは遊びだったからね」と数人が同じ様に書いてあるのを見てカミさんは泣いていました。その頃の息子の表情は毎日怖ばっていたのを悲しいかなよく覚えています。自分に自信が持てなかった次男が、中学校に入って大丈夫かと心配していたけど、身長を活かしたバスケ部で信頼される様になってから自分に自信が出来たみたいで、いじめられる事はなくなりました。また、高校進学では自分の好きな美術系の道に進むのを、周りのみんなから羨ましく思われた様でより自信を持って高校生活をエンジョイしています。

いじめは昔からあった事だし子供だけの話じゃなくて、大人になって社会に出てからもある話だと思います。自分自身に自信と信念を持つ事が出来れば、何があってもやっていけると思うのですが、、、。

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コメント

あまりにも凄い文面にビックリしました。
私達夫婦には、子どもはいませんが、可愛い甥や姪はいます。
ただ実際の我が子とは違うと思いますが……。「子は宝」と育てられた私達にも、多少はわかります。
「いじめ」という言葉でかたづけられないですね。
私達の子どもの頃に「いじめ」という言葉さえなかったと思うのですが…。無性に悲しくなります。
これが時代の繁栄の裏に生まれた悪魔なら、とても悲しい事ですね。

投稿: sadag | 2012年8月18日 (土) 23時49分

● sadagさん、こんにちは。
小学6年生の文章に驚いてしまい、こんなに長く書いてしまいました。
難しい問題ですが、毎日の様に新聞のニュースになっているのが
ホントに悲しくて仕方ありません、、、。

投稿: uechicchi | 2012年8月19日 (日) 10時09分

いじめって難しい問題ですね。
僕らが小さい頃ももちろんあったし、絶対無くなんないんだろうなぁと思いますが、陰湿なんは何とかしたいですよね。
うちらの子供達はこれからなので、親バカですが心配ですわ。

投稿: たーさん | 2012年8月20日 (月) 07時02分

● たーさん、こんにちは。
そーですよね、ウチの息子の時も何が原因なのか、
どうやっていじめが終わったのもかわかりませんでしたが、
その1年間は子供同様に親も色々と大変でした。
親としましたらホント心配ですよね、、、。

投稿: uechicchi | 2012年8月20日 (月) 09時44分

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